安田内科では、内容が充実した人間ドック、協会けんぽの生活習慣病予防健診、そして特定健診を実施しています。
※高松市の人間ドックおよび特定健診もお受けいただけます。
いずれも検査は担当のスタッフがエスコートし、クリーンな環境でゆったりとリラックスして受診していただけます。
内視鏡検査は経鼻内視鏡で、経口の場合は鎮静剤も使用可能です(鎮静剤使用の場合は当日のお車の運転はできません)。
検査についてご不安のある方はお気軽にご相談ください。
人間ドック
人間ドックは個人の判断で受ける任意の健康診断です。
企業などに義務付けられている一般的な健康診断と比べて検査項目が多く、
健康診断では見つけることのできない「がん」など様々な病気の早期発見に役立ちます。
検査項目は人間ドック学会で定められた項目を標準として、
豊富なオプション検査から年齢や気になる点に応じた検査を選択していただけます。
■対象者:20歳以上
30歳以降・年1回の受診が推奨されています。
■費用:自己負担
法的義務がないため保険適用されません。
【高松市の費用助成について】
高松市では、高松市国民健康保険の被保険者が人間ドックを受診する際、申請により受診費用の一部を助成しています。
>詳しくは高松市のホームページをご覧ください
安田内科の人間ドックコース
検査項目 | 人間ドック Aコース ○のみ 41,800円 | 人間ドック Bコース ○のみ20,130円 |
---|---|---|
問診・診察 | ○ | ○ |
身長・体重・腹囲・BMI・体脂肪 | ○ | ○ |
視力検査 | ○ | ○ |
眼底検査 | ○ | ○ |
聴力検査 | ○ | ○ |
血圧測定(座位) | ○ | ○ |
心電図検査 | ○ | ○ |
尿検査一般 | ○ | ○ |
尿沈渣 | ○ | ○ |
便潜血2日法 | ○ | ○ |
末梢血(貧血、白血球など) | ○ | ○ |
白血球血液像・血小板 | ○ | ○ |
TP、Alb・T-bil・LDH・アミラーゼ | ○ | ○ |
GOT・GPT・γGTP | ○ | ○ |
ALP | ○ | ○ |
クレアチニン(eGFR) | ○ | ○ |
BUN | ○ | ○ |
尿酸 | ○ | ○ |
総コレステロール | ○ | ○ |
LDL・HDLコレステロール・中性脂肪 | ○ | ○ |
non-HDLコレステロール | ○ | ○ |
電解質 | ○ | ○ |
血糖・HbA1c | ○ | ○ |
ピロリ抗体・PG | ○ | ○ |
肝炎ウイルス | ○ | ● |
甲状腺(TSH・FT4) | ○ | ● |
CRP | ○ | ● |
血液型(ABO/Rh) | ○(初回のみ) | ○(初回のみ) |
膵腫瘍マーカー(CEA/CA19-9) | ● | ● |
膵臓癌リスク検査(パナシー) | ● | ● |
大腸癌リスク検査(コロジック) | ● | ● |
PSA・前立腺エコー | ● | ● |
BNP | ● | ● |
胸部X線検査 | ○(2方向) | ○ |
喀痰細胞診 | ● | ● |
腹部超音波検査 | ○ | ○ |
心臓超音波検査 | ● | |
甲状腺超音波検査 | ● | |
呼吸機能検査 | ○ | ● |
上部消化管内視鏡検査 | ○ | ● |
頸動脈超音波検査 | ● |
アンチエイジング検査(人間ドックに任意で追加)
血圧脈波検査 | ● | ● |
---|---|---|
初期認知症リスク検査 | ● | ● |
筋肉量測定 | ● | ● |
ホルモン年齢検査 | ● | ● |
骨密度測定(超音波) | ● | ● |
AGE測定 | ● | ● |
オプション検査の説明(一部)
膵臓がんリスク検査(パナシー)
膵臓がん患者の血中で特異的に減少する長鎖脂肪酸(PC-594)という物質を測定し、膵臓がんのリスクを判別します。
大腸がんリスク検査(コロジック)
大腸がんに対する防御作用や抗炎症作用を有する「GTA-446」という脂肪酸の濃度を測定し、大腸がんのリスクを判別します。
PSA・前立腺エコー
男性のみのオプションです。PSAは前立腺の腫瘍マーカーエコーで前立腺の肥大の有無を観察します。
心臓超音波検査・BNP
エコーで、心臓の肥大の有無、弁の逆流の有無と程度、心室の壁の動き(心筋梗塞の有無)、心不全の状態をみます。
BNP(血液検査)も心機能の評価が可能ですが、エコー検査との併用がより有用です。
甲状腺超音波検査
エコーで、甲状腺の疾患の有無を観察します。腫大があるかどうか、腫瘍性病変の性状を記録します。
頚動脈超音波検査
エコーで、頸(くび)の動脈を観察します。動脈硬化の状態、プラークの有無、狭窄の有無をみます。
血栓があると、脳梗塞や心筋梗塞の危険因子として注意を要します。
アンチエイジング関連オプション検査の説明
血圧脈波検査(四肢の動脈硬化の検査)
四肢の血圧を同時計測し、大きな動脈の硬さや、詰まり具合を検査します。
検査による痛みはありません。
5~10分程度で終わります。
(あなたの血管年齢は??)
初期認知症リスク検査(MCIスクリーニング検査)
認知症予備軍であるMCI(軽度認知障害)のリスクを判定する血液検査です。
MCIの状態が5年ほど継続すると、半数以上の人が認知症に移行すると言われています。アルツハイマー型認知症に関連するタンパク質を調べることで、MCIのリスクを判定します。
筋肉量測定
筋肉(骨格筋)は基礎代謝に関係します。筋肉量が増えれば、エネルギーを消費しやすい体質になります。単なるダイエットではなく、筋肉を増やすことが健康増進には必要です。
骨格筋が少ないと、太りやすく、加齢とともに転倒しやすくなり、サルコペニアやフレイルといった状態になります。
当内科では、体重や脂肪量だけでなく体組成計を用いて筋肉量を測定します。
ホルモン年齢検査(血液検査)
ホルモン年齢検査は、年齢に必要なホルモンバランスを測定します。
ホルモンバランスの乱れを知り、改善することで体調不良や老化などの予防に繋げましょう。
測定するホルモンは、以下のとおりです。
- IGF-Ⅰ・・・若さを保つ新陳代謝をコントロールする
- DHEA-S・・・免疫力を強化する
- コルチゾール・・・抗炎症作用を有する
- DHEA-S / コルチゾール比・・・ストレスに対抗する
これらは加齢とともに減っていきます!
骨密度測定(超音波検査)
「骨密度」は骨の強さに関係します。
骨の中にカルシウムなどのミネラルがどのくらいあるかを測定します。
若い人の骨密度の平均値と比較して、自分の骨密度が何%であるかが結果に示されます。
骨粗鬆症や骨折しやすいかどうか、とくに閉経後の女性は要注意です。
AGE測定(体内糖化度測定)
「AGE(終末糖化産物)」は、蛋白質や脂質と糖が結合したもので、長年かけて皮膚や血管、骨、全身の臓器にたまり、しわや動脈硬化などの老化現象を引き起こします。
AGE測定は、腕に光を当てるだけで測定でき、からだがどれだけ「焦げついているか」という体内糖化度(糖化年齢)がわかります。
生活習慣病予防健診(協会けんぽ)
協会けんぽが実施する生活習慣病予防健診は、高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の早期発見・予防等を目的とする健康診断です。
※協会けんぽ(全国健康保険協会)は、主に中小企業の従業員とその家族が加入する日本最大の保険者です。
■対象者:35~74歳の協会けんぽ被保険者(本人)
■費用:一部自己負担
年度内、1人1回に限り、健診費用の一部を協会けんぽが補助しています。
【注意】
生活習慣病予防健診の各健診・検診はセット料金になっています。
各健診・検診の全検査項目を受診いただけない場合は、協会けんぽの補助の対象外となり、
全額自己負担となりますので、ご注意ください。
ただし、体調不良等の理由で受けることができない検査がある場合には、受付へご相談ください。
検査項目
受診対象 | 自己負担額 | 検査項目 | |
---|---|---|---|
一般健診 | 35〜74歳 |
最高 |
|
子宮頸がん検診 (単独受診) ※外部委託 |
20〜38歳の |
最高 |
|
▼一般健診に追加できる健診・検診(単独受診は不可)
受診対象 | 自己負担額 | 検査項目 | |
---|---|---|---|
付加健診 | 40歳・50歳 |
最高4,802円 |
|
肝炎ウイルス検査 |
一般健診を |
最高624円 |
|
乳がん検診 ※外部委託 |
40〜74歳の |
50歳以上: |
|
子宮頸がん検診 ※外部委託 |
36歳〜74歳の |
最高1,039円 |
|
※乳がん検診・子宮頸がん検診は外部委託しています(高松市立みんなの病院)。
※生活習慣病予防健診の詳細は、協会けんぽのホームページにてご確認ください。
特定健診
特定健診は正式名称を「特定健康診査・特定保健指導」といいます。
特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健康診断です。
メタボリックシンドロームは、日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の危険因子となるため、リスクの高まる世代を対象として2008年4月より健診制度がスタートし、企業や自治体が毎年実施しています。
特定保健指導は、特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、生活習慣を見直すサポートをします。
■対象者:40〜74歳の医療保険加入者
お勤めの方で、事業者健診(お勤め先で実施する健診)を受診された方、または受診予定の方は、新たに特定健診を受診する必要はありません。
まだ受診されていない方は、ご自身が加入している医療保険者へ(自営業の方は市区町村、会社等へお勤めの方はお勤め先)お問合せください。
■費用:無料〜数千円(自治体等により異なります)
高松市国民健康保険加入者は無料で受診できます。
特定健診の対象の方には毎年6月ごろに受診票が届きます。
受診票に記載の健診実施期間内に受診してください。
検査項目
基本的な健診項目 |
|
---|---|
詳細な健診項目 ※医師が必要と判断した場合に実施 |
|
人間ドック・健診のお申し込み(ご予約)方法
クリニックの受付窓口または電話・FAXで受付可能です。
TEL 087-875-2525
⇒ お名前、年齢、性別、住所、連絡先、ご希望日時(午前午後)、コース、わかればオプション等をお伝えください。
⇒ 当院より、ご案内・説明文書・問診票をお送りします(尿・便検査の容器も同封します)。
問診票にご記入いただき、ドック・健診の当日に、尿・便とともに受付にお出しください。
ドック・健診の結果は、当日医師より一部説明がありますが、全体の結果は後日(2~3週以内)郵送いたします。
人間ドック・健診の当日にお持ちいただくもの
- 問診票、内視鏡の同意書
- 採取した尿・便の容器
- 健康保険証や各種受給者証
- 診察券(お持ちの方)
- あれば受診票や利用券など(お勤め先や自治体から配布された書類など)
- コンタクトレンズケース(使用の方のみ)
- 冬季は、念のためカーディガンなどの上着、靴下類
注意事項
便の採取(便潜血検査)についての注意点
- 2回分(2日分)の提出が原則です。どちらかが(+)陽性であれば、要精密検査になります。
- 提出する日からさかのぼって3日間のあいだに、2回分を採取して下さい。
提出までは冷蔵しておくことが望ましいです。 - お送りした説明書をよくお読みになって、採便してください。


食事等についての注意点
- 午前のドック・健診を受ける方は、前日の午後9時以降の食事はお控え下さい。
水やお茶は、少量なら指定された受付時間までOKです。 - 午後のドック・健診を受ける方は、当日の朝7時までに朝食を軽めに済ませ、以後絶食でお願いします。
水やお茶は、少量なら構いません。 - タバコは当日禁煙です。
- 前日のアルコールは控えて下さい。
- 当日の常用内服薬については、事前に主治医にご相談下さい。
以下の場合は、当日、受付にお知らせ下さい
- これまでに、緑内障、前立腺肥大、不整脈、なんらかのアレルギーがある方。
- 糖尿病があり、常用内服薬を飲まれている、またはインスリンを使用されている方。
- ペースメーカーや除細動器を植え込みされている方。
- 妊娠の疑いのある方。
- 体調が悪い方。
- そのほか、検査を受ける上で、心配なことがある方。